お久しぶりです。
まちかど展示場の着工やらで、
更新が滞ってしまいました。
今回は12日に行ってきた手塚貴晴・由比先生の
「ふじようちえん」について。
住宅ではないのですが、参考になるヒントが
いろいろとあったので紹介します。
(糖田さんもブログで紹介しています)


エントランスにはアートディレクターの佐藤可士和さんが
自らデザインし、貼り付けたというロゴが。
もともと、この幼稚園をやるきっかけになったのは、
園長先生と佐藤可士和さんが知り合ったことがきっかけとか。
可士和さんの「教育をデザインしてみたい」と言ったことが
全ての始まりだそうです。
ちなみに佐藤可士和さんはスマップのプロデュースや
DOCOMOの携帯のデザインでおなじみの方です。

エントランスを入ると円形の園庭が広がります。
建物に囲われた中庭は園児にとっても安心感を
与えると感じました。


教室はこんな感じ。うーん、まさにオープンスクールです。
(本来の意味と少し違うけど)
こんな感じの教室がいくつもあり、600人(スゴイ数!)の
園児がパーティション一枚の仕切りの中で幼稚園生活を
楽しんでいるそうです。
近くにこんな幼稚園があったら通わせたくなりますねこれは。


私が普段の設計の参考になったのが
この家具です。
手塚先生は「木箱」と呼んでいるものの
組み合わせで本棚だったり机っぽくつかったり
遊具になったりと、とても想像が膨らむ家具だなあ
と思いました。


そして、この幼稚園の最大の見せ場と言って良い
屋根の上の園庭。
まさに青空教室。屋根を貫通しているケヤキの木の
木陰が夏はとても気持ちが良さそうです。
「屋根の家」と同じようにトップライトからはしごで
屋根と教室を行き来できます。
佐藤可士和さんの「園舎自体が遊具」というコンセプトが
とてもよく現れています。
他にもたくさんの見所や工夫があったのですが、
私がこの幼稚園でというか、この建築でいいなと思ったのは、
建築がこの幼稚園の思想をとても良く表わしているということです。
建築自体はそこまでの凄みはないのだけど(手塚さんは意図してそうしたみたいです)
建物を見てると、先生や園児の生き生きとした姿が容易に想像できることが
この建築の最大の魅力であると感じました。
そんな住宅を私も手掛けられればと思いました。
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